お金がない事の辛さ

お金で不幸は回避できる

お金で幸せになりことはできないかもしれないけれども、確実に不幸は回避することができる。
これは、以前交際していた彼氏と同棲していた時の話だけれども、身をもって体験して身に染みたことだ。
当時は正社員で働いていた職場を辞めて、将来を見据えて一緒に生活していく矢先のことだった。
彼氏は働いていたし、自分も貯金があったから初めての共同生活でもなんとかやっていけると思っていた。
考え方が甘かった。
彼の働いている会社の経営がどんどん雲行きが怪しくなり、最初は少し給料を待ってくれといったものから、2回にわかれ、そしてとうとう倒産してしまったのだ。
そして、やめとけばいいのに残った従業員をかき集めて、彼は同じ仕事をまた初めてしまったのだ。
出資金や借金も負って。
貯金はあっという間に減っていった。ひなびた見栄えの悪い、安い野菜を求めて八百屋に行き、鶏むね肉を冷凍した。
彼との食事はなんとかまだ形を整えていたが、一人の時は納豆ご飯やふりかけご飯、きなこごはんでしのいだ。
そのうち心が苦しくなってきて、自殺も考えた。
しかし、それはなかった。
お金で不幸は回避できるから何とかしようと思った。



元気な時のショック。

一月のお小遣いは3万円、大体月初めに無くなっていしまいます、毎月10日に貰っていたのですが、25日を過ぎると持ち金0が毎月の好例で妻にたばこ代とジュース代100円、500円を持たされて仕事に行っていました。
毎日がかなりきつい日で何も買う事やビールを飲む事も出来ない日か続くのです。
そんな時大変な事が起きたのです。

自販機が壊れていた。

駅を出て、仕事場に行く途中でたばこの自販機が在り何気なく借りてきた500円を投入したのです、するとタバコが出てこないではないか、そんな、更にお釣りも500円も戻ってこない。
暫くたたいたり,蹴ったりしていたのですが、怪しい人に見られるのであきらめてその日は禁煙、コーヒーも無し、とんでもない1日になってしまった。

病気で仕事が出来なくなった。

ある日突然、体調が悪くなり入院したがもう仕事をする事が出来ないと言う。
当然家庭に収入が無くなってしまった。
新聞を停止、支払いの切れるものは全て切り詰めて妻も仕事を始めたが全く足りるものではない。
これぞ貧乏の入り口に入ってしまつた。
何とかしなければまだまだ先が長い。



人生前向きに。

仕事をしていた時は何気に使っていたお金、無くなるのは早い。
貯えも無くなり仕事を見つけなければ、と思いパソコンで出来る仕事に申し込み、此れが悪徳業者なんという事だ。
次から次と金銭の要求、流石に断ったが最初に支払ったお金は帰ってこない。

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