日雇労働者がおとなしい日本

労働組合が持ちにくい日本

労働闘争は1960年。
炭鉱労働者などで一時期激しさがあった。
ところが現在、労働組合は資本家と労使協調ということばかりやっている。
これでは労働者が労働分配を適切に受け取ることができない。
よく共産主義とか左傾的と思われるこの話、しかし米国のマクドナルドでも普通にやっており、特に日本の労働組合は当時のGHQが教えているのだ。

労働争議はフランスと違う

日本には近年、こうした労働債務の不払いが横行し、そこで国としては労働審判という制度を設けた。
しかし、労働審判はかりに無視をしても5万円の罰金で済まされるうえに、フランスと違って労働争議の審議官(フランスでは判事)が選挙で選ばれた人ではなく、ややもすると少額訴訟でやると司法書士あたりが判事だったりする。



某大手運送会社

大手の運送会社は近年2年の労働債務を支払い、過去の不払いについてそれで水にながしてしまった。
これは労働債務の時効が5年になることを受けて、企業側が先手をうって解決しようとした結果だろう。
しかし労働債務は本来給料日に全額支払うというのがそもそもの法律だ。
債務請求しないのは労働者がしないから悪いという声もあるようだが、果たしてそうなんだんだろうか?

ブラックが横行し貧困が深まる

日本の労働環境は劣悪だと思います。
失業すると辞めた理由を企業に面接の際聞かれるからだ。
それが仮にブラックだから辞めたということを採用側に理解してもらうのはかなり困難だろう。
失業者になるのが怖く、貧困を我慢するのはそうした転職に対するリスクが諸外国と比べて高いからに他ならないと私は思います。

日雇い労働者の生活

農業生産法人を退職後、日雇い派遣で生活していたときの話です。
まず、労働環境は気の合わない人がいても、次の日には、会うことが原則としてないので、気楽な仕事であった。

ただし、仕事はきつい仕事が多かった。
また、毎日あるわけではなく、特に土日は高校生など若い人が、入るので、仕事にあぶれることもあった。
それ故、常に労働環境と待遇は劣悪で貧乏であった。


まず、食事である。スーパーで、19時30分を越えると、残りの惣菜やお弁当が20~40%引きになるので、美味しそうなものがあれば、買っておく。パスタも、250円もあれば、腹一杯に食べれる。

カレーうどんは、二玉50円以下で、カレーも安いところなら、50円でかえた。
消費税入れても、120円もかからない。
同様に、カレーも、200円以下で、食べられる。

 光熱費が払えなくなった時も、しばしばある。
携帯だけは、仕事に必要なので、SoftBankが近くにあったので、無料充電させてもらった。
スーパーでも、休憩コーナーで、充電出来る場所がある所もあるので、そこもよく利用させてもらった。
 電気ガスも使えなくなると、困ったのが、風呂である。
夏場はいいのだが、冬はやはり冷たい。
すばやく体を拭いて、髪を洗った。

早く済ませるのが、コツであった。



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