ロスジェネ世代が派遣で生きる辛さ
ロスジェネ世代とは、ロストジェネレーション世代の略であり、バブル崩壊や、 消費増税不況やリーマンショック大恐慌、コロナショック世界恐慌などの煽りを受け、 就職がままならず人生のキャリア設計が不利に立たされた世代のことである。そのようなロスジェネ世代は、政治的な誤った判断によって経済対策がうまくいかず被害を被った世代であり、世の中に対して不信感を持っている。
何より問題なのは、 ロスジェネ世代が就職できず、 社会人としての能力が育たずに年齢を重ねて年をとっていくという問題である。
ロスジェネ世代を救出しなければ、技術が継承されず国家は衰退する要因となっている。
今からでも保護的なプログラムを活用し、再就職、再スタートをするように政治はロスジェネ世代を後押しするべきである。
» バブル崩壊後、就職難の時代に、アパレルに就職した子の末路(別サイト)
人生を棒に振った40代
現在の40代と言えば就職氷河期世代である。彼ら、彼女らが就職する時期は景気が落ち込み、正社員の仕事に就くのも困難を極めていた。
私の知人の40代男性もその一人である。
彼は中学、高校でいじめに遭っていたが、そのいじめをバネに勉強を頑張り現役で大学に合格した。
大学でも彼は公務員を目指し、学校の勉強と並行して公務員試験の勉強に明け暮れていた。
しかし、当時の就職難が影響して公務員試験の倍率は10倍、20倍が当たり前。
彼は全ての公務員試験に落ちて泣く泣く公務員の道を諦め、民間企業の就活を始めた。
彼は卒業寸前にようやく営業の仕事に就くことができた。た
またまその会社で内定辞退者が出たため、そこに滑り込むことができたのだ。
ところが、彼はその営業の仕事を3か月で辞めてしまった。
» 仕事を辞めてフリーランスとして働くまでの経緯 (別サイト)
そう、彼は営業に全く向いていなかったのだ。
元々、彼は中高生時代のいじめもあってか人付き合いが極端に苦手だった。
大学時代も内向的な性格で友人を作ることに失敗していた。
結局、中・高・大と勉強しかしていなかった。
そんな彼なので、コミュニケーションのスキルが必要な営業が勤まる訳がなかったのだ。
彼は受験=就活と勘違いし、自己分析もしないでとにかくどこかの企業に入れればいいだろうという考えだった。
退職後の彼はアルバイトや派遣の仕事を転々として現在に至っている。
この間は社会保険には入ってない。
当然、貯蓄もほとんどなく、結婚なんて不可能だ。
元々、就活時に自己分析を怠って不向きな職に就いた彼自身に問題があるのだが、当時が就職氷河期だったのも影響したと私は思う。
もし、当時が好景気であったならば、公務員試験の倍率も幾分低く、合格の可能性もあったかもしれない。
そうは言ってももう遅い。
今日も彼は派遣の仕事に向かうのだ。
預金残高を気にせず、同じアパートの住人を気にせず生活したい。
正社員ではなく一人暮らしをしているため、家賃を最低ラインにしないといけません。アパートの通路はお洒落であり壁が厚く生活に影響ないくらい隣の部屋の音が聞こえないという利点はあるが、この利点がどうでもよくなるくらいマイナスの方が気になる。
場所が国道沿いで信号が近いため、大型トラックが停車する時アパートが揺れる。
住み始めた当初は地震と思ったくらいだ。
また、最寄り駅まで直線距離だと15分位だが、5差路が2つあり5差路を含め信号が4つあるため20分くらいかかる。
短時間の外出の場合確実に自転車を使用するが、電車で遠出する場合何時間も駐輪場を利用していると料金が掛かるので徒歩で行くが、夏は最寄りまでの行き帰りだけで汗だくである。
また、アパートから信号までの国道の側道が狭いため、自転車ですれ違うことに難あり。
できれば誰も通っていてほしくない。
さらに、住人の半分近くが外国籍のためマナーに疑問を感じることがある。
アパートの入り口付近を駐輪場としているが、広いスペースではなく誰も止めていない時にど真ん中に駐輪する人や斜めに駐輪する人がいるため、あとから駐輪する人にとっては迷惑である。
正社員になれたらこのアパートを出ようと思っているが、コロナパニックの影響があり正社員どころか派遣スタッフやパート従業員として働くことも困難な時期。
コロナパニックが終息するまで、政治家の年俸を少しでも削減し最低賃金を上げてほしいと思う。