家庭菜園用の土地を手に入れました

手軽に家庭菜園をしようと思ったら、実際には、わざわざ田舎に移住しなくても、都会の土地でも、マンションの室内でも実は趣味で家庭菜園が始められます。
しかしある程度、本格的に質の良い無農薬野菜を家庭菜園で作ろうと思ったら、やはり田舎の土地が必要だと思います。

今回は、家庭菜園用の土地探しについてお話します。

とにかく、家庭菜園のメリットは、0円野菜ができることや、一切お金をかけずとも生ゴミや落ち葉を利用した肥料を自作することで、ホームセンターになるべく頼らずに節約しながらも、安心で安全な野菜がほぼ無料でいただけることです。


また、そういった手間をかけたくない人でも、家庭菜園用のキットなどがホームセンターで販売してあり、プランターや土に種を植えるだけで勝手に育つ初心者にもおすすめの野菜の品種であれば、ハードルが低く手軽に家庭菜園を趣味で始めることも可能です。

» 家庭菜園を始めたら毎日が楽しくなった

私は家庭菜園を趣味にしています

ターシャ・テューダー宮沢賢治のライフスタイルに憧れて、自給自足をするのが長年の夢でした。

コツコツと、10年以上お金を貯めて、適当な土地を探していました。
手頃な土地をネットなどで調べて、父に車で連れて行ってもらいました。
写真や資料を見て行っても、実際の土地と同じ印象だった事は一度もありません
写真を見たからって、全てが理解できるなんて、あり得ないことなのだとわかりました。



ある山奥の、雑木林へ行ったときのことです

説明には、太陽光発電や資材置き場にお勧めだと書いてありました。
ところがそこへ行く道は、細くて曲がりくねっていて、大きな物を運べそうにありません。
それにびっしりと木が生えていて、開墾するのにどれだけ費用がかかるのやら、と途方にくれてしましました。

可愛らしい家つきの物件を見つけたこともありました。
喜んで、不動産屋へ行きました。
ところが不動産屋は、どうも本気にしていないような素ぶりに見えます。
それでも詳しい行き方を教わって出かけました。

そこはどうやら、日本のバブル期に造成された別荘地なのでした。
別荘街の入り口には、天使のモニュメントや白い門があるのですが、ボロボロに壊れていて、お化け屋敷の入り口のようでした。
忘れ去られた別荘地は、大木が生い茂る暗い森の中と化していました。
その中に広告で見た、小さな家がありました。私達は、言葉もなく立ち去りました。



小高い丘の上の土地を見つけた時のことです

行ってみると、下の住宅の庭が丸見えです。
ということは上の住宅からは、私達が丸見えに違いありません。
普通の暮らしをするならまだしも、自給自足の変わり者には、肩身が狭そうです。

最後に、大して取柄はないけれども、値段が手頃だということで、昔に造成された宅地へ出かけました。
平らな土地に、草がびっしり生い茂っていますが、草を刈れば、すぐに畑にできそうです。
隣近所は空いていて、人目が気になりません。
電車もない、バスも少ない不便な所なので、これから人が増えることはなさそうです。
土地の北側は、空と山並みだけが見えます。ここから見る星はさぞ美しいでしょう。

やっと良い土地を見つけました

不動産屋へ行って、手続きをしました。

土地を手に入れると、まずは草刈りをして、農具をしまったり休憩をするために、倉庫を注文しました。
打ち合わせた日時に、家も何もない土地で待機し、倉庫が来るのを待ちました。
倉庫業者のお兄さんは、2時間程度で倉庫を組み立ててくれました。
こうして、私の菜園ができました。

» 牛乳パックで野菜栽培



新着記事