牛乳パックで野菜栽培
最近では食料が不足しているため、自前で野菜を育てることが必要になってきていると思います。食料備蓄 YouTube界隈では、家庭菜園の重要性を説いており、日常的に野菜を育てて消費する「ローリングストック」 が食料危機を乗り越えるうえで必要だと言っております。
実際に自前の家庭菜園で野菜を育てることができれば、いざという時にも新鮮な野菜が手に入るので安心です。
しかし都内のマンションなど、土に触れることが厳しい環境では、家庭菜園を諦めがちですが牛乳パックプランターを使った野菜栽培という選択肢があります。
牛乳パックなど紙パックは防水加工がされているため、マンションで野菜を育てても水漏れの心配がありません。
栽培できる野菜としては、ラディッシュその他にもミニニンジン、レタスが候補として挙げられます。
ピーマンを育て始めた
私は春から秋までは自宅の庭を耕し、花や野菜を植えて楽しんでいます。毎年、とてもきれいなひまわりが2m以上に育ち、花を咲かせています。
本当は高さが30cmのミニヒマワリを買ったつもりなのですが、何故か2mに成長しました。
野菜はトマトやピーマン、キュウリなど色々と植えていますが、何故かピーマンがよく育ちます。
キュウリは完熟すると黄色くなり、ピーマンは赤くなります。
江戸時代の頃は完熟した黄色いピーマンを食べていたとかいなかったとか。
完熟したピーマンは赤ピーマンと呼ばれていて、腐りやすいので、あまりスーパーには出回りません。
ネット通販で買おうと思えば買えますが、家庭菜園なら買う必要がありません。
秋になり、畑も片付け終わると、今度は雪が降るので、畑に行くことが出来なくなります。
そうなると、畑が恋しくて恋しくて仕方がなくなるのですが、牛乳パックを使った即席プランターで野菜を育てられることを知り、早速やってみることにしました。
牛乳パックで野菜を育ててみた
牛乳パックに植えるのは少し貧乏くさいですが、室内に置くには牛乳パックは丁度いい大きさでした。牛乳パックに穴を開け、水抜き用の穴も底に幾つか開け、園芸用の土を入れます。
そして、種を植えます。
私が植えたのは小松菜のタネです。
葉物なら小さいうちから掻きとって食べることが出来るからですし、寒くてもゆっくりとでも成長することが出来ます。
ラディッシュだと寒さで丸くなることが出来ないので、向いていません。
タネを土に植えてから、水を播き、発芽を待ちます。
温かい季節なら、1週間程度で芽を出しますが、牛乳パックに植えた小松菜を置いた部屋は昼間は暖房がありますが、夜は暖房がなくなり、寒くなります。
そのため、発芽までに2週間掛かりました。
そこからゆっくりと育ち、掻きとれる段階になるまで1カ月以上掛かりました。
牛乳パックに植えたので、量は少ないですが、一応、おみそ汁に入れて食べました。
野菜を食べた感想
収穫した野菜の味は普通ですし、食感も普通だとは思うのですが、量が少なかったので、スーパーから買った小松菜と混ぜたので、よく分かりません。夜の寒さがネックとなり、あまり育ちが良くなかったのですが、冬でも育てる楽しさというか育っていく姿を楽しめたのは良いことだと思います。
ただ、室内で野菜を育てるのは量が少ないので、冬場に植物を育てる時は花が良いかもしれないと思いました。
スーパーで売っている鉢植えの花の中には冬の長い期間、咲き続けるものもあるので、今度はそちらを育てて楽しもうと思います。