共同湯での艶めかしい出来事

温泉場の共同浴場でのこと

ある小生の実家の温泉場の共同浴場でのことであった。 
大学受験のために深夜まで受験勉強をしていて、就寝前の一っ風呂ということで、近くのいつもの24時間営業の共同湯へでかけた。 

玄関の木戸をがらがらと開けて小銭をジャランと入れてから、「おじゃまします」と入っていったのだが、さすがに深夜だけあって番台には人はいなく、ましてお客は男性はおろか、女性の入湯者もいなかったので、ユウユウと一人で貸し切りのような状態で風呂の湯船に浸かっていたのだ。



深夜の共同湯に女性が一人

すると、チョット間をおいて珍しくも女性の浴場の方へ一人の方が入ってきた様子なのである。 
「誰か女の人が入ってきた様だけど、どんな女性なのだろうか」と、若い青春真っ只中の小生にしては興味津々でもあったのは当然でもあったのだ。 

女性はその後浴室に入ってきはチョットの間は静寂な空気というか状態がが漂っていたが、其のうちに洗音であろうか、ばしゃばしゃと洗面器での水をはじくような音が聞こえるのである。 


それらの洗い場での音の響きを聞いているだけで、若い青春真っ盛りの小生にとっては、何やら想像をたくましくするばかりであった。



隙間から覗ける女性の姿

ところで、此方の共同浴場はかなり年代物で古い建物であり、浴室の男女の境目はコンクリートと木でできていて、上部の方は空いているのだ。 
従って、隣の女性の浴室からは通常でも話し声から洗い場の音や水をはじく音がはっきりと聞こえてくるのです。 

小生は興味半分、面白半分で隙間がないかどうか様子を確かめたところ、コンクリと木製の境目に木が朽ちて小さな隙間が出来ていて、向こう側、つまり女性の浴室が丸見えの部分があったのである。 

これはもう男の本性かもしれませんが、卑しい気持ちになって覗いてみると、何と何と向こう正面の洗い場付近に黒い髪の毛をなびかせた真白い後ろ姿のうら若い女性が、はっきりと見えてしまっているのであった。

色香漂う女性の裸体

女性のむき出しにされた色香がただようえり首や胸のあたり、そしてスラリとのびた美しい背中、其れに何と言ってもフックラしたお尻の部分のフクヨカな姿に我を忘れても見取れてしまったのである。 
そして、更にびっくりしたのは其の女性の顔を見て大いに驚いたものであった。 
その人はなんと小生の学友でもあり同級生の水野君のお姉さんでもあったので。

二度びっくり。 

特に、その水野くんのお姉さんというのはご近所は勿論、若い男性たちの憧れの美人の女性だったのだ。

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