地域で違う電気の請求

電気の話

実は関西と関東、あるいは東北、北海道など電気の契約というのはまちまちなんですね。
電気事業自由化によって、請求が民間企業に出来るようになりました。
勿論、もともと東京電力なども民間でありますが、実は普通の民間企業ではありません。
これは電話で昔電電公社というのがありましたが、あれと同じく独自の法律まであります。


例えば、新しく新築を立てる際には、役所に建築申請を行いますが、これが電線の高さや電話線の高さに引っかかると申請が降りなかったりします。
つまり、平等だと思われた社会に実は電線や電話線の方がはるかに優先される事が解ります。



各地域によって違う

実は大きく関西と関東では違いがあります。
東京電力管内ではA(アンペア)10~60かあるいはKVAで契約するタイプと二つあるのですが、関西ではKVAのみになります。
その為、細かいA(アンペア)方式の契約は無い事になります。


ちなみに5A契約というのがあるのですが、これはアパートやマンションなどの電灯契約の特別な契約のみになります。
電気には二通り契約方式があって電灯、動力という電気の契約があるのです。
電灯契約は個人の契約動力は民間企業の契約になります。
請求書には一般家庭には電灯契約としっかり書かれている訳です。
これは電線を引っ張ってくる際、電圧が違っていたり(単相3線式と単相2線式)とちょっとここは複雑な話になりますが、契約によって使用内容用途が変わったりするからです。



電気メーター

電気メーターは回転式とデジタル式があります。
実はこの業界転換の時期です。
おばちゃんが手に機械を持って、家に訪問して電気の使用を送っていたのですが、回転式つまりアナログのメーターは無くなる方向性になっていきます。
変わってデジタルのメーターになっていきます。
これは結構急速にやっていっており、便利なのが30分起きにデーターを自分でも見る事が出来ます。


また、再点(新しく使用が始まる事)の手続きもかなり早くなるという事から、現在ではデジタルに変わる事を早めています。
残念ですが、このアルバイトに従事しているおばちゃん達は仕事がなくなる運命だと思います。
やや可哀そうな話ではありますが、時代の流れというものではないでしょうか?



悪質な電気事業者に注意

電気の自由化に伴い、色々業者が参入してきました。
しかし見てみると、大手のガス会社やガソリン販売業これは車の使用減少やガソリン車の減少で、石油会社も生き残りとして電気事業に参入するという方向性があるからです。
当然、寡占を生じるような大手が有利なわけで、小さい事業者は本来は参入してもすぐ業界が退場するようになってしまいます。
そこで色々なキャンペーンをして甘言を使って契約をさせようとしますが、資金がショートして結局キャンペーンで約束した契約が履行できないケースが出てきます。


悪質な業者は警察に申し出ても民事不介入という事で相手にされません。
残念ながら大手の電気事業者と契約するのが、安全パイのように今の所思う訳です。

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