コロナで解る経営の難しさ

個人店舗をやる人とは

市場に若いころ務めていました。 個人店に配達をしていると、下着姿で現れたり最初ショックを受けたものです。
勿論、料理をすることが好きで、この道を選んだ人もいます。そういうお店は色々お見上げくれたりとか気を遣う人も居るんです。


しかしたいていの場合、支払っても居ないのに注文してきたり、非常識なことをする人も居るわけだ。
先輩曰く、一般のこうした社会生活が営めない人が個人店をやって細々とやっているという人は少なくない。
まして最近の市場はすでに、切り身になっている商品をそのまま皿にもって出すだけの商品もある。
包丁は必ずしもいらない。



経営圧迫する要因

特に24時間やっているようなところは厳しいと思います。
私も移動販売式のうどん屋をやっていましたが、お昼時が終わるとお客さんはほとんどやってきません。
しかしガスを落とすわけにはいきません。
自動車に乗るような簡易的なガスボンベは二日に一回交換することになっています。


価格は存じませんが結構高いという風に聞いています。
個人店で店を構えると、これに家賃など経費がかかります。
工場と違って、待ち時間にも経費がかかるというのが主な理由ではないでしょうか。
また、個人だけでやっていればよいのですが、これに人件費がかかってくるととたんに厳しくなります。
客が居なくても必ず支払う経費です。
労働対価は債務返済の前に支払うというかなり順位度の高い債務です。



結構ゴミが経費となる

また私は産業廃棄物と浄化槽の会社で仕事もしていました。
私は浄化槽の担当でしたが、担当が休んでいる場合産業廃棄物のジム作業もしなければなりません。
自分が携わっていた会社はかなり安い方だと思います。
いわゆるバケツといわれるトラックの後ろに、クレーンで引っ張り乗っける鉄製のケースは見たことある人も居るかもしれませんが、あれは全部入ると8㎥(リューベー)になります。
これを単価とかけます。


私どもの価格は8000円でしたので全部で64000円となります。
コンビニ店などはこれが数日日に一回程度のところもあり、その度経費を支払うことになります。
単純にお弁当の価格は500円でその粗利は数百円と考えると、64000円という必要経費はかなり経営を圧迫しているはずです。
それでも私のところでは安い方です。



色々な悪の手も

個人店を開くと、〇〇を買えなどの裏社会の人がやってくることがあるそうです。
だるま代とか花代という名目でお金を請求することがあるそうです。
市場でもそういうお店の人が結構居たように思います。
用心棒じゃありませんが、何かあったときの相談役じゃないですけど、配達の時に一度鉢合わせしたことがあり闇をしりました。


個人店というのはとりわけ飲食店には様々な事情を抱えている人も居て、一般の会社より人間とそれこそ密になるのも個人的な店なのかもしれません。
ただ残念に思うのが、まじめにやっているお店がコロナの影響でつぶれてしまうことです。
私は今年個人でWEBの会社を立ち上げ、ニッチ産業専用のサイト運営というのを考えていましたが、様子を見る必要が出てきてしまいました。

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