WEB業界の実情とはなんだ?

WEB業界とは具体的になんだ?

この10年程度でWEBの業界はかなり変わりました。 加熱するか買う競争に晒され、低賃金で働くことを余儀なくされたwebクリエイターは、今では底辺の存在に落ちぶれてしまったようである。
なので、これからweb業界だけはやめとけと言われてる経緯を話しま・・・。
特に9年ほど前にHTML5というものが出てきて、教材も大きく変わったように思います。
まずか、少しWEBについて軽く説明したいと思います。


HTMLとはハイパーテキストマークアップランゲージの略後で、テキストにタグをうち、ここにstyleシートを記述し文字の種類や色、背景や画像を出したりします。
そこにjavascriptというプログラムで、色々しかけ専門的にはイベントハンドラーというものですが、クリックすると隠れていた絵が出てきたりなど、興味を引くような工夫をし、更にPHPなどのエンジニアが絡んでページが作成されていきます。



HTML5ででてきなにが変わったのか?

大きく変わったのが動画がスマートフォンでも取れるようになりました。
これまでAdobeのフラッシュというソフトを使って、トップページで会社のイメージや紹介をする動画を作成していましたが、丁度出てきたころにスマートフォンにこのフラッシュを使わないとなり、フラッシュの役目はこれ以降無くなって行きました。


そこで出てきたのがビデオタグというものが出てきました。
動画を直接ページに搭載できるようになりました。


あるいは、javascriptで独自の画像スライダーをトップに搭載するというのが、近年のトップページの形としてパターン化されていったように思います。
そこにワードプレスなどの素人にも出来るような、CMSが出てきたというのが近年の流れだと思います。



クリエイターは大変な時代だ

昔はコードを書いていれば安泰でしたが、そうもいかなくなりました。
様々なプラグインについての勉強。
あるいはスマートフォンが出てきたので、スマートフォンについての勉強。
css3の登場によって表現が出来る範囲が変わった。
つまり勉強をし続ける事が必要となりました。


作品を勉強する事と、仕事による作業と両立させていかないと技術を習得できません。


もともとこの業界はブラックも結構あるんですよ。
終電に返される会社もエンジニア同様よくある業界です。


しかも価格競争が激しい業界で、昔はページを持っているだけである種ステータスになっていましたが、それも昔の話で今は結構小さい会社でも普通に持っている時代となりました。
そうなると価格競争がどうしても激化する業界です。
難しくなったのに、価格は下がる。
なんとも矛盾した業界となっています。

現実と夢の違いがあるのだ

これはWEB業界に限った事ではないのですが、どんな業界にも下積み生活というのはあるものです。
芸術系の専門学校を出たものの、制作に携われずトリミングのゴミ取りばかりさせられて嫌だという事で、折角採用されても辞めていくクリエイターがよくいるそうです。


調理学校をでて、野菜の皮むきばかりで板場にはすぐにつけないのは当たり前だと思われがちですが、クリエイターにとっては作品が命です。
それを元に実績を次の会社でアピールする事も出来ます。


この焦りから、こうしたゴミ取りのような面倒な作業は近年、海外にアウトソーシングしているようでインドがその受け皿となっているようです。
エンジニアでも絵描きでもないクリエイターという中間の人材は、結構こうした直面を受けやすい職種でもあるかもしれませんが、夢と現実というのをしっかり直視してこの業界に入る覚悟が必要なのかもしれません。



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