クラウドファンディングの本を読んで
成功するクラウドファンディング
成功するクラウドファンディングという本を読んだ論評を書いていきます。この書籍は、クラウドファンディングをこれから行おうという人のために実際に筆者がやっていった東北ずん子というボーカロイドのクラウドファンディングの例を上げて解説している。
クラウドファンディングをはじめるには、少額からステップアップして行っていくことが大事だという。
いきなり何千万を狙うのではなく、少額の50万などから行っていく事でノウハウが溜まっていく。
そして、トライアンドエラーを続けて何度でも行っていいというものだ。
初めてやる人にとっては、実験的に少額からやるという方法は、納得だ。
50万以上募るなら動画が必須
さらにこの著書の中では、50万円以上を募るなら動画が必須ということも書かれている。動画といのは、顔が見れそして熱意が伝わるため、クラウドファンディングで多くの人を集める要素になっているようだ。
動画が無い状態での成功確率は30%、動画があると成功確率は50%になるということだ。
20%も上がるなら、動画を作らない手は無い。
最近は、スマホでも簡単に撮影・編集をすることができるので、動画の作成も簡単になっている。
まさにクラウドファンディングは、新しい時代の起業方法となっているわけだ。
自分のやりたいことを考えた時に、どれくらいの資金が必要となるかを考えることも大事だろう。
そしてこのときに、募集価格に、手数料や消費税を考えて設定しなければならない。
手数料が大体20%くらい、消費税もかかるため、その分を引いた額が自分の資金になる。
そのことを考えて設定する。
SNSでQ&Aに答える事で納得感を得る
クラウドファンディングを始めたら、SNSでQ&Aに答えることで納得感を作ることが大事という。クラウドファンディングの中で伝えきらない、疑問などに答えると、何かに引っかかっている人の疑問が解消され、資金提供に繋がる。
やはり最近のビジネスにとって、SNSは切り離せないものとなっているようだ。
そして、SNSで拡散していくことで、多くの人の目にビジネスが止まるということも起きてくる。
Twitter、インスタグラム、YouTubeとやれることは何でもやった方がよさそうだ。
さらに著書の中で、募集期間は1か月内に絞った方がいいという。
あまり長いと、中だるみをしてしまうということだ。
そして、中だるみをしてしまうとこのプロジェクトは上手くいっていないのではという印象を与えてしまう。
これは大事なことだ。
短期間で、一気に資金を集めることが必要なようだ。
クラウドファンディングに挑戦
ここまで読んできて、自分自身もクラウドファンディングを実践してみたいと思うようになってくる。いくつかやってみたいことというアイディアがあるので、やってみるのもいいかもしれない。
著書の中で、クラウドファンディングにおいて大切なのは、新しく、面白く、人の役に立つものという。
この3つが揃っているものなら、やるべきだろう。
そして、さらに実践的な内容も書かれている。
クラウドファンディングのリターンの設定は、少額から超高額のものまで揃える必要があるという。
少額のリターンを設定することで、多くの人が参加しやすくなり熱狂が生まれる。
そして、超高額のものを作ることで、リターンの最大化を狙う。
ポイントとしては、超高額は少数限定にして、特別感を作るのだという。
ここまで、情報が揃っていれば、もうやらない選択肢は無いだろう。